転生貴族は大志をいだく! 「いいご身分だな、俺にくれよ」

ウェブ版途中(100話ちょっと)まで読んだ感想
転生貴族は大志をいだく!  「いいご身分だな、俺にくれよ」 - nama, ふーぷ
転生貴族は大志をいだく! 「いいご身分だな、俺にくれよ」 - nama, ふーぷ

転生貴族は大志をいだく! 「いいご身分だな、俺にくれよ」


凡人主人公が転生したのは「妹がプレイしてたので多少知ってる」という程度のゲームの世界。
ゲーム知識を活かして良い人生を送ろうという、よくある類の作品ですね。


とりあえず一番目につくのは主人公が本当に凡人であるという事。

前世の経験の分だけ自我の確立は早く早熟な子供であり、周囲には神童のように思われているものの、実際には少なくとも前世段階で特筆すべき知識も経験もなく、むしろ人間力的には相当低かったんじゃないでしょうか。

せっかくのゲーム知識も微妙な偏りと、幼児段階から丹念に描かれる人生と、それによる主人公の存在&介入による変化があるのに、ゲーム知識そのままを鵜呑みにして「成長」というものを無視しゲーム開始段階の設定を基にした人物評で動くために活かしきれておらず、その様は傍から見ていると他者を「人間」ではなく「キャラクター」としてしか認識していないようで不快でもある。


ただ、それを込みで見ても成長したり失敗したりあんま変わってなかったりと、まぁ本当に凡人な感じの主人公が既に死んでいる曽祖父の評判や一族の遺伝的な特質に助けられて、誤解され恐れられたりしながら下剋上を企むお話は実に丁寧に(3歳から始まり100話時点でまだ10歳編半ば)描かれるゆえに読みごたえはあるのかな。

徐々に少しずつでも成長していって素直に応援できる主人公になってくれると良いんですけど、100話時点ではぶっちゃけ共感性が薄くサイコパス感もなくはない狂犬入ってるからなぁ・・・。
タイトルの大志というのも我欲メインの野心で崇高さとか縁のない欲望だから十分クソ野郎認定だしなぁ。

まぁしょうがない部分も多々あれど登場人物に瑕疵のある人物が実に多いけど、それも含めて人間臭い話なのだと言えなくもないという所でしょうか。


現状一番の問題はその野心に欠片も正当性というか応援したくなる理由がない辺りかな(苦笑)
一目惚れした女の子を救うためと言いつつ、それ手段と目的が入れ替わっただけだよね?っていう。

400話以上既に公開されているためボリュームは十二分にあるので、ホント成長に期待してます。

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