神様のお仕事 2

ちょっとスロースターターすぎ、だな。

神様のお仕事 2 (講談社ラノベ文庫)
講談社
2013-07-02


amazon.co.jpで買う
Amazonアソシエイト by 神様のお仕事 2 (講談社ラノベ文庫) の詳しい情報を見る / ウェブリブログ商品ポータル


「俺は別に、この世の全てを助ける慈悲深い神なんかじゃない。むしろ他の神よりずっと身勝手だろうな。俺が助けるのは、俺が助けたいと思ったやつだけだ」

新たなる厄神の襲来。
それもウツロを福神に転身させた事で生まれた厄神による怨嗟。

作者があとがきにて語るように1巻であまりにも簡単に本来滅ぼされるべきである・・・・少なくとも、そうあるべきだという不文律が神の中に存在する理を、あっさりと覆してウツロを助けた真人に迫られた決断はとても重いものではあるけれど、バランスとしては釣り合っていて良かったのではないかと。

ただ、そこに至るまでの3話までが若干・・・・・地味だorz

読んでいる途中、2,3回ほど寝オチしたわ。
なんかもう、果てしなく地味で「ぶっちゃけ何してたっけ?」みたいな。

もうちょっとなんとかならなかったのか。

いや、3話の話は悪くなかった。
主に朱理と真人の縁の方面で。
つまりメインから逸れた部分で。

ウツロが害されたことに対する千鳥の激情への伏線として、これまで真人だけだった千鳥の世界にウツロが入っていたことに対する説得力の為の1,2話という感じなのだけれど、それはもうちょっと時間をかけて先々の為に取っておいても良かったような気はしないでもない。
もちろん新たなる厄神の怨嗟がウツロにも及ぶ以上、そこに千鳥との絆を挟むのはタイミングとしてはベストではあるのだけれど、少なくともそれだけではまだ始まったばかりこのシリーズにとってはパンチ力が弱いというか、もう一つ別に売りがないと地味すぎて退屈になってしまうんだよな、という。

いや、4話はマジで良かったですよ?

滅ぼされる為に生まれる厄神の怨嗟。
一柱の厄神を救ったが為に生まれたもう一柱の厄神。

何故俺は滅ぼされなければならぬ。
そんなことの為に生まれなければならぬ。
救われた同類のせいで生まれたのに自分は滅ぼされねばならぬ不条理。

1巻にて厄神であるウツロを救った真人が出した結論と背負った罪と。

1巻の3話との対としてはこの2巻の4話はとても良かったです。


1巻の感想
http://otakouta.at.webry.info/201304/article_15.html

"神様のお仕事 2" へのコメントを書く

お名前
メールアドレス
ホームページアドレス
コメント