オタクの小唄

アクセスカウンタ

zoom RSS はたらく魔王さま! 7

<<   作成日時 : 2013/02/16 20:13   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 0

ここ数巻、やや不足気味だった日常分を一気に補完する短編集です。

はたらく魔王さま! 7 (電撃文庫)
アスキー・メディアワークス
2013-02-09
和ヶ原聡司

amazon.co.jpで買う
Amazonアソシエイト by はたらく魔王さま!  7 (電撃文庫) の詳しい情報を見る / ウェブリブログ商品ポータル


「・・・・・魔王様」
「しばし暇を、いただきたく存じます」


忠臣の中の忠臣、悪魔大元帥アルシエルまさかの離反!?
という衝撃の発言から始まる短編集はここ数巻、異世界事情に天秤が偏りがちだった本シリーズを一気に日常側へと引き寄せる日常話大増量の庶民派魔王様物語であります。

とりあえずこの人の書く日常話というのは他のどんな作者とも違う「地に足着いた感」があるというかなんというか。
良い意味で作者を「大人」だなぁと思わせる薀蓄が語られるというか。

悪徳訪問販売への対応に始まり、捨て猫騒動での猫への対応や電柱への張り紙などの話から、子供用寝具の基準と選ぶ意味など、どれも他のどんな作家も持たぬオンリーワンな視点です。
しかもそんな他で類を見ないレベルで地に足着いた感のある話を語るのが何故か異世界からやってきた人々という。
それがまた何か妙におかしみを与えてくれます。

個人的には捨てられた子猫にかつての自分を見て、そんな子猫を救うことでかつて自分が憧れたものへと近づこうとする魔王さまの姿に心を動かされました。

そしてやっぱり最後の書き下ろしの中編「はたらく女子高生」ですね!
ただ「大人」に諭され導かれるのではなく、「大人」の背中を見て行く道に悩み立ち止まりそうだった若人が一歩を踏み出す姿に、なんともこの作者らしさを感じないでもなかったり。

大人のスタンス。
子供の真っ直ぐさ。
どちらも見ていてとてもほっこりします。

この人の作品は大人も子供ある意味でとても理想的な一方で、そこに押し付けがましさや説教くささがなくて、読んでいる自分がな自然と「襟を正さねば」という気になる作品です。
・・・まぁ職場環境的に言えば自分とこはかおさんのファミレスの方が近いんですけどね。
そうやって自己弁護を入れるところまでが1セットってことで。



シリーズ感想一覧。
http://otakouta.at.webry.info/201210/article_17.html(6巻)
http://otakouta.at.webry.info/201206/article_23.html(5巻)
http://otakouta.at.webry.info/201202/article_16.html(4巻)
http://otakouta.at.webry.info/201106/article_10.html(2巻)
http://otakouta.at.webry.info/201103/article_6.html(1巻(

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
はたらく魔王さま! 7 オタクの小唄/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる