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<<   作成日時 : 2013/12/06 20:27   >>

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第9回MF文庫J新人賞最優秀賞受賞作。

MONSTER DAYS (MF文庫J)
メディアファクトリー
2013-11-22
扇友太

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「大人を頼れよ。それが子供ってものだろう?」

「邂逅の日」――1200年前のその日、世界は何の前触れもなく異界と融合した。
数多の魔物―ドラゴン、一角獣、マンティコア、巨人など―が世界に溢れ、人類との戦いの日々が始まった。
魔王が生まれ、英雄が生まれ、多くの戦いと、幾多の犠牲と、長い月日の果てに現在、人間は魔物と共存している。
しかし、軋轢は未だそこかしこに残る。
そんな世界で人魔の平和を維持するために調停局で日夜働く新人実働官ライル・アングレーが主人公を務めるハードボイルドな物語。
それがこの「MONSTER DAYS 」であります。

序盤は独特の世界観ゆえに説明が多く、読み辛さというか冗長な感じは拭えないのですけれど中盤以降の話が動き出してからは「素晴らしい」の一言。

孤独を抱えた不幸な少女の心を癒し、国家すらも敵に回して己の信念を貫き、強大な敵に挑むライルとその相棒のアルミスの格好いいことったらない。
決してステータスは高くない、下手したら中の下クラスの人間でしかないライルがズタボロになりながら数多の傷にのたうち呻き叫びをあげながらも、それでも根性と意地と信念で立ち向かう姿はまさに英雄そのものです。

そして他の調停局の面々も一癖も二癖もあるけれど調停局としての誇りをその胸に刻んだ格好イイ奴らでたまらんですね。
シリーズを長く続けてそれぞれを深く掘り下げて欲しいですわ。

ライルとは立場が違えど国家を相手に一人戦いを挑んでいる「彼」の存在もこの作品の懐を深く広いものにしているんで忘れちゃいけない。
己の身の安全を第一に、全てを駒に、目的達成の為に己の信念や感情すら捨て去り。


そんなこの作品はなんとMF文庫Jの新人賞受賞作という。
最優秀賞なのは頷けるんですけど、MF文庫からなのは頷き難いという。
いや、だって、MF文庫ですよ?
MFっつったら9割9分9厘ハーレムでラブコメといって過言じゃない(←過言)
それなのにこんなハードボイルドでラブなんてねぇよって作品ですよ?

是非続きは出して欲しいものの、魔改造だけはちょっと怖い。


あとですね、個人的な好みの話になるんですけど女が女にセクハラするのってあんまシチュ的に好きくないんですよ。
主人公にセクハラする女キャラとか、百合とかは良いんですけどね。
まぁ、その辺り目立つの序盤だけですけどね。

いやしかし、MF文庫とは思えない硬派な、そして素晴らしい作品でありました。

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