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zoom RSS 乙女な王子と魔獣騎士

<<   作成日時 : 2015/06/23 21:33   >>

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愛するのか、殺すのか。

乙女な王子と魔獣騎士 (電撃文庫)
KADOKAWA/アスキー・メディアワークス
2015-06-10
柊遊馬

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「解釈は人それぞれだ」
「その思惑も、やはり人それぞれなのだ」


母を殺された「最悪の魔獣」が王を殺すために騎士学校に入学したら性別を偽る王子(♀)に懐かれて・・・・というお話。

主人公は「復讐者」ではあるものの、過去に自らの感情のままに振舞ったこと事で大切なモノを失った過去を持つために「復讐者」でありながら一歩引いた視点とでもいうものを持ち合わせていてどこか分別があるんですよね。
「囚われていない」という表現が適しているのかな。
また過去の出来事から王への憎しみとは別に、亜人を取り巻くこの国の環境への怒りと、それを助長する解放戦線の無分別なテロ行為にも怒りを持っていてその胸の内はなかなかに複雑で。

そんな折に出会ったのがこの国の現状を憂う王子様(♀)なわけです。
国の大半の貴族が持つような亜人差別とは無縁どころか、それを無くしたいと足掻く真っ直ぐな王子に懐かれて、素直に好意を向けられて、仇である王の肉親であるという憎しみと、それを抜きにして考えたときに抱く好感との板ばさみは、己の憎しみを無分別に振りまく事への忌避とも合わさり、その関係もなかなかに複雑で。

それでも復讐に「囚われて」はいない主人公は徐々に王子に惹かれていくことを認めていくわけですけれど、一方で復讐を「忘れた」わけではないが故にまたそこに葛藤が生まれるわけで・・・・。


王や養父などにもそれぞれに思惑があったり一廉の人物という感じですし、亜人を取り巻く国の状況に改善が見られたわけでもなく、英雄王の衰えが極まった状況で「国」の内と外が騒がしくなっていく事もまた必然で。
王子の騎士となる事を了承した「英雄」の主人公もまたそれらと無関係ではいられないでしょうし、物語を続ける種は色々とあるので是非とも続きをお願いしたいところですね。


ちなみに、「嫌われ者」のはずの主人公の周りにやたら女の子がいるのはご愛嬌、でしょうか。
一人くらい物好きな男子がいた方がバランスは良かった気はしないでもないですね(笑)

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